REPORT

2/24 ツール・ド・ランカウイ2013 第4ステージ レポート

Tour de Langkawi2013
Stage4
Tapah - Kapar
168.0km

ツールドランカウイ第4ステージはキャメロンハイランドを下った先にあるTapahという街をスタートして、首都クアラルンプール方面に南下していくステージ。山岳賞はなく、スプリントポイントが3つ設置されているコースレイアウト。

今日のポイントは昨日優勝したHeng Xiang Cycling Teamがどのようにレースをコントロールするのか。それに対して欧米のチームはどのように対応するのかというところ。愛三工業レーシングチームは他チームの出方を見て、逃げ、スプリントともに対応していく作戦。

スタートしてからしばらくアタック合戦が続いたが、20kmくらいで西谷 泰治を含む3名の逃げができる。3人はよいペースで逃げ続け、一時後続に約7分の差をつける。そこからリーダーチームのHeng Xiang Teamが3人でコントロールを始め、差を4分前後で推移させる。しかも結構ペースが早く、Heng Xiang Teamのポテンシャルの高さを見せられる。

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逃げる西谷 泰治

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補給地点で赤星マッサーからサコッシュを受け取る

残り50kmくらいからスプリントを狙うブランコ、クイックステップなどのプロツアーチームが集団のコントロールに加わり始め、差は一気に2分台に。残り15kmあたりで西谷が暑さで遅れてしまい、先頭は一人に。最終的に逃げはすべて吸収されゴールスプリントに。優勝はVini FantiniのFrancesco Chicchi選手。2002年にベルギーのゾルダーで行われたU-23の世界チャンピオン。愛三工業レーシングチームは昨日落車で遅れてしまった綾部 勇成が9位、盛 一大が10位、福田 真平が11位に入り、UCIポイントは獲得できなかったがチームステージ順位が1位だった。

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ゴールスプリント

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約140kmを逃げた西谷 泰治

西谷の逃げでアピールして、ゴールスプリントで上位に3人入り、選手たちもレースに慣れてきて、だんだんと前が見えてきました。今大会のクイーンステージ、Genting highlandのステージを越えたら、あとはアップダウンの平坦ステージが続きます。明日の山岳ステージを乗り越え、次の平坦ステージでのゴールスプリントでのステージ優勝を目指します。

引き続き応援よろしくお願いします。

Text. Takumi BEPPU

→ツールドランカウイ2013 第4ステージ リザルト

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