REPORT

ツールドランカウイ2012 第5ステージ 監督リポート

Tour de Langkawi

Stage5
Ayer Keroh - Pandan Indah
190km

ツールドランカウイ第5ステージはアイエ・ケローからパンダン・インダーまでの190km。補給地点を挟んで前半にスプリントポイントが3回、後半に2級、2級、3級と山岳ポイントが続きました。

今日は西谷 泰治と鈴木謙一、そして若手の伊藤雅和が先頭集団に残り、西谷泰治がメイン集団のスプリントで2番目にゴールし、区間10位に入りました。愛三レーシングは3名の選手がメイン集団に残ったので、チーム順位がチームステージ8位、アジアチームステージ3位でした。鈴木謙一と伊藤雅和の山岳での感覚はとても良好で、明日のゲンティンハイランドの山岳ステージ向けてモチベーションは高いです。

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伊藤雅和は現在個人総合でチーム最上位の38位

今日の優勝は集団から逃げていたドラパックのダレン・ラプソーンをラスト5kmで捕まえて、スプリントで負かしたアンドローニ・ジョカトーリのホセ・セルパ。今回は過去のツールドランカウイで総合優勝した選手が5人参加しているのですが、そのうちの1人です。また今日の結果から総合リーダーはドラパックのラプソーンに移りました。

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メイン集団のスプリントで2着となり、ステージ10位に入った西谷泰治

明日の第6ステージはシャーアラムからゲンティンハイランドまでの108km。途中に4級の山岳ポイントと3つのスプリントポイントがありますが、勝負はやはりゲンティンハイランド。上り始めの道はとても狭く、道幅一杯に広がった集団では激しい位置取りが繰り広げられ、その後の一度下ったところのロータリーから本格的にヒルクライムが始まります。昨年のジロで活躍したホセ・ルハノ率いるアンドローニ・ジョカトーリと過去に優勝経験のあるガーミン・バラクーダのトーマス・ダニエルソン、そして現在総合リーダーのドラパックサイクリングのダレン・ラプソーン、イランのタブリーズ・ペトロケミカルなどが有力です。愛三レーシングは鈴木、伊藤2名の山岳部隊の走りに期待します。


明日のレースも応援よろしくお願いします。

Text. Takumi Beppu

ツールドランカウイ第5ステージ 結果
1. Jose Serpa (AND) 4h32'17"
...
10. Taiji Nishitani +24"
27. Masakazu Ito s.t.
52. Kenichi Suzuki s.t.
104. Yasuharu Nakajima +11'16"
105. Masahiro Shinagawa s.t.
106. Kazuhiro Mori s.t.

総合成績
1. Darren Lapthorne (DPC) 17h00'36"
...
38. Masakazu Ito +02'41"
41. Taiji Nishitani +02'50"
46. Kenichi Suzuki +03'15"
97. Kazuhiro Mori +13'55"
100. Masahiro Shinagawa +14'13"
103. Yasuharu Nakajima +14'34"


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