REPORT

10/26 ツアーオブハイナン第7ステージ リポート

残りわずか

今日のツールドハイナン第7ステージは儋州から东方まで今大会最長距離の196kmで争われました。第7・第8と山岳ポイントを多く設定した厳しいコースが続くので、この2ステージが今大会の正念場になります。

現在の愛三レーシングとして盛選手の個人総合成績を上げるためにできることは、スプリントポイントとゴールに設定されたボーナスタイムを獲得することか、タイム差をつけてゴールすることが考えられます。しかしスプリントに持ち込みたいチームが多いため、タイム差をつけてゴールすることは今のところあまり現実的ではありません。そのため連日スプリントポイントとゴールスプリントで総合成績が上がったり下がったりしています。

今日のレースは序盤に5人の逃げが決まり、一時7分差までタイム差が開きました。そしてその5人がスプリントポイントをすべて取っていってしまいボーナスタイムを獲得したので、秒差を稼げるのはゴールのボーナスタイムのみになりました。

最後はアスタナやスキル・シマノの集団牽引でタイム差を詰めていき、残り10kmで集団はひとつに。最終的にゴールスプリントになり、愛三レーシングは全員でゴールスプリントに挑みました。結果は盛選手が6位でUCIポイントを5点獲得しました。そして綾部選手が10位に入っています。優勝は再びスキル・シマノのヴァンヒュンメル選手。

連日に総合争いの選手が逃げてボーナスタイムを獲得したことによって盛選手の総合順位が13位になっています。明日の第8ステージが実質総合が大きく動く最後のチャンスになります。総合1位までは15秒差、総合2位までは9秒差です。明日のレースではきっかけがあればいくらでも順位が入れ替わる可能性があります。チームとして5人でレースを大きく動かすことは難しいですが、ひとつひとつのチャンスを無駄にせず、着実に上位に絡むことができればと考えています。しっかりとチャンスをものにして、勝利の女神に選ばれて微笑んでもらうチームになりたいと思います。

明日は东方から三亚までの184.7kmで争われます。勝負どころは3箇所に設定されているスプリントポイントと、139.9kmに設定されている2級の山岳ポイントから157.4kmに設定されている3級の山岳ポイントにかけての区間になります。

最後のラインレースになる明日も応援よろしくお願いします。

ツアーオブハイナン
第7ステージ 結果

区間成績
1. ケニー・ヴァンヒュンメル(スキル・シマノ)Time 4h36m52
2. ジャン・チャン・ジャ(トレンガヌプロサイクリング)
3. ダニエーレ・コッリ(ジオックスTMC)

6. 盛 一大
10. 綾部勇成
77. 中島康晴
81. 伊藤雅和
100. 木守 望

総合成績
1.ジャスティン・ジュール(ラポム・マルセイユ)Time 27h33m39

13. 盛 一大 +15
33. 伊藤雅和 +29
41. 中島康晴 +2:19
48. 綾部勇成 +3:53
69. 木守 望 +7:04

出走102人/完走102人

ツアー・オブ・ハイナン特設ページ
Tour of Hainan
2011年10月20日~10月28日 UCI AsiaTour 2.HC


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