REPORT

10/20 ツアーオブハイナン第1ステージ リポート

今年もツアーオブハイナンが開幕しました。

2011年のツアーオブハイナンは中国・海南島を舞台に9日間で総距離1400kmを世界各国から集まった総勢19チームによって争われるUCI(国際自転車連盟)のハイクラスのステージレース(UCI 2.HC)です。

愛三工業レーシングは昨年に引き続き今年2回目の参加になります。 今回のメンバーは、綾部勇成・盛一大・中島康晴・福田真平・伊藤雅和・木守望です。

今回のレースの目標は2011年10月から新たに始まった2011年-2012年のUCIアジアツアーランキングで上位に入るために幸先の良いスタートを切れるように、積極的に入賞を狙うことです。ツアーオブハイナンはハイクラスのレースなので、区間順位で8位、総合順位で15位までの選手がUCIポイントを獲得することができます。

ポイントスケール
個人総合成績
1位100P 2位70P 3位40P 4位30P 5位25P 6位20P 7位15P 8位10P 9位9P 10位8P 11位7P 12位6P 13位5P 14位4P 15位3P

区間成績
1位20P 2位14P 3位8P 4位7P 5位6P 6位5P 7位4P 8位2P

本日の第1ステージは海南島第2の都市、三亜市から五指山までの162.5kmで行われました。レースは序盤から2名の選手が逃げ、集団はプロツアーチームのアスタナがコントロール。

一時は7分近くまで広がった差はレース中盤からみるみる縮まり、途中入れ替わりで違う2名の選手が逃げるもものの、140km地点から始まる5kmほどの2級山岳での集団のペースアップにより吸収。かなりの選手が遅れて最終的に先頭集団は39名。愛三の選手は盛選手と伊藤選手がよい走りをして集団に残った。

最後はアスタナのコントロールからラポム・マルセイユの選手のトレインに変わりゴールスプリントへ。結果ラポム・マルセイユの選手が優勝。盛選手は15番手くらいからのスプリントで素晴らしい伸びを見せて5位でゴールし、UCIポイントを6ポイント獲得しました。昨年のコースレイアウトとほぼ同じだったので、最後の最後に少し上る坂を警戒していたのですが、ゴールが思っていたよりも手前にあり出遅れてしまったということです。そして上りを良い位置で越えた伊藤選手が20位になっています。

今日は先頭に2名残ることができ、早速盛選手がUCIポイントを獲得する活躍を見せてくれました。明日からのレースはスプリントポイントとゴールを使いながら盛選手の総合順位を上げて行くこと、そして今日の最後の上りで遅れてしまった選手たちは総合がなくなってしまったので、その分でゴールスプリントによる区間優勝を狙って行くという、2つがチームの基本スタンスになります。

明日は五指山から兴隆までの152.6kmのコースです。途中に1級・2級の山岳がありますがすべて前半にあって、後半は平坦基調です。逃げでもゴールでもどちらにでも対応する布陣で望みます。明日からのレースも選手たちは何かやってくれそうで楽しみです。

みなさんも熱い応援をよろしくお願いします。

Hainan2011_19521

ツアーオブハイナン
第1ステージ 結果 
1. ジャスティン・ジュール(ラポム・マルセイユ)Time 4h12m46
2. ヴァレンティン・イグリンスキー(アスタナ)
3. アダム・フェラン(ドラパック)

5.   盛 一大
20. 伊藤雅和
47. 中島康晴
62. 綾部勇成
83. 福田真平
85. 木守 望

個人総合成績
1. ジャスティン・ジュール(ラポム・マルセイユ)Time 4h12m36
2. ヴァレンティン・イグリンスキー(アスタナ) 4h12m39
3. アダム・フェラン(ドラパック)4h12m42 

5.   盛 一大 4h12m46s
20. 伊藤雅和 4h12m46s
49. 中島康晴 4h15m58s
62. 綾部勇成 4h15m58s
83. 福田真平 4h17m52s
85. 木守 望 4h17m52s 

出走123人/完走123人

 

Tour of Hainan
2011年10月20日~10月28日 UCI AsiaTour 2.HC


cyclowired.jp でも連日現地レポートが掲載!

コメントする