REPORT

9/15 ツアーオブチャイナ 第5ステージ リポート

今日はSuiningからGuang'anまでの143.8kmで、途中に2級の山岳が64kmと99kmの2回、スプリントポイントが112.3km地点に1回ありました。

今日の愛三の作戦は逃げとゴールスプリントに備えていくこと。愛三のチームとしては逃げとスプリントは両方いけるので、選手たちで協力して臨機応変に対応することで区間優勝を目指しました。

レースは始まってからいつものようにアタックがかかり続けました。愛三の選手たちも対応しましたが、うまく決まりません。

そして中盤にさしかかるころに5人の逃げが決まりました。この逃げには総合で上位を狙える選手が2名乗っていました。チームとしてこの逃げに乗っておきたかったのですが、肝心なところでうまく対応できず、逃してしまいました。もし乗れていれば後半のスプリントのときに逃げを捕まえるときの牽引に入らなくてよいし、山岳賞を手に入れることができる可能性もあったので残念でしたが、乗れていない時点で作戦を切り替えて、ゴールスプリントに備えることにしました。

一度集団の勢いが止まって差は4分30秒前後に広がったところで、各チームがアシストを先頭に送り集団を牽引し始めました。愛三は最後のスプリント勝負で区間を狙うことの意思表示で中島選手がローテーションに入りました。

ゴールが近づくにつれて差はどんどんと縮まっていき、ラスト10km手前で逃げを吸収。そのままの勢いでゴールスプリントへ。ラスト5kmのレイアウトは上り基調で集団の勢いが止まるたびにアタックがかかりました。ラスト2kmの時点での一人逃げを綾部選手が先行して吸収、その後盛選手が西谷選手を発射すべく牽引しましたが、若干スピードを上げるのが早かったため引ききれず、西谷選手が早めに仕掛ける形になり、惜しくも2位でゴールしました。

選手たちはだんだんとレース勘を取り戻してきているので、動きも日に日によくなってきています。そして今日の2位。明日からもまだまだ区間優勝のチャンスがあるので、狙える限り狙っていきたいと思います。

明日はBishan Chongqingで行われるクリテリウムで、12.6kmの周回を8周します。スタートは変わらず10時です。(日本時間11時)

応援よろしくお願いします。

ツアーオブチャイナ 第5ステージ 結果
1.Boris Shpilevski (TPT)  3h15m55s
2.Taiji Nishitani (AIS)
3.Rico Rogers (GKT) 

34.Takeaki Ayabe
59.Kenichi Suzuki
73.Yasuharu Nakajima
78.Masakazu Ito
110.Kazuhiro Mori

Start 120/Finish 118

R0019589

スタートを待つ伊藤選手と中島選手

R0019591
レースの作戦など確認する選手たち

R0019622第5ステージのステージベスト3

ツアー・オブ・チャイナ特設ページ

china2011
2011年9月9日~9月20日 UCI AsiaTour 2.1

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