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ツールドランカウイ Nana's Report(2/18)

愛三レーシングチームの2010年初戦となる「ツール・ド・ランカウイ(2.HC)」がいよいよ3月1日から始まります。
現在チームは開催地のマレーシアに入り、30度を越える暑さと環境に慣れ万全の体制でレースに臨むべく現地トレーニングを重ねています。


日本でない海外でのレース(アジアツアー)を中心に戦う愛三レーシング。
このサイトでは現地スタッフからのリポートや写真を通して、アジアツアーを転戦するチームの素顔をお伝えします。
「ツールドランカウイ」に帯同するスタッフ Nanaさんからのリポートです。


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Nana's Report 2月18日


昨日2/18(木)夜に、予定通りマレーシア北東部の町コタバル(Kota Bharu)に到着しました。中部国際空港セントレアに朝8時前に着き、約3週間の遠征のための荷物を無事に預け元気に出発できました。


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セントレア-香港は約4時間半のフライト。中国の旧正月休暇中ということもあり機内は満席。小さな子供たちの姿も目立ちま
した。
日本時間の午後14時半過ぎ香港に着きいつも通りの乗り継ぎです。香港が思いのほか寒く、地上気温は9℃!セントレアにコートを置いてきた私は寒くて焦りました!


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約1時間半の乗継時間はあっという間に過ぎ日本時間16:20発の便で香港からマレーシアの首都クアラルンプールに飛びました。今度こそ冬の寒さとはおさらばのはず!
香港-クアラルンプールは約3時間半。こちらも満席でしたが意外とあっという間に到着しました。日本時間の20時前です。すでにセントレア集合から12時間が経過しています。


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約3時間の乗継時間は食事をしのんびりと待ち・・・。ここから更に国内線に乗り継いで最終目的地コタバルに到着したのは現地時間ではかろうじてその日のうち、しかし日本時間ではすでに2月19日(金)でした。0時半頃です。
こんな深夜でも地上気温は30℃!予想通り暑いです。
ただ、今回は最近の冬の寒さがこたえていたのか暑いって素晴らしいという声が聞こえていました(笑)。


最後のひとっ飛び。
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やっと到着です。
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空港では今大会でリエゾン(全チームのお世話係)のAzlee(アズリー)が迎えてくれました。


Azlee


空港からホテルまではバスで約20分。現地時間19日((金)0時半頃ホテルに到着し今日はここまで。長い移動の一日が終わりました。日本とこちらの時差はマイナス1時間。日本の午前9時はこちらでは午前8時です。
明日2月19日(金)は午前中は休養し午後からは練習です。ちなみにコタバルに入ったのは我らがAisan Racing Team が一番乗りです。


本日クアラルンプールからコタバルへの機内での話
私の隣の席はマレーシア人の男性でした。「こんにちは」から始まり、「コタバルへは何しに行くの?」と聞かれ、「ツールドランカウイに出場するチームなんだ」というと、「選手と一緒なんて感激だな!でもツールドランカウイの選手が飛行機に乗っているな
んて変な感じだね。」と。確かに・・・??


彼はコタバルで国立公園の野生動物保護のお仕事をしている方で、4~5年くらい前までは学生でクアラルンプールに住んでいて、当時は毎年ツールドランカウイの観戦を楽しみにしていたとのこと。
「日本の有名な選手はどうしてる?」と聞かれました。(福島(現相澤)康司選手のことです。)
「君達のチームはなんて言うの?日本からは1チームなの?コタバルスタートは1日の何時?仕事の時間を調整して見に行くよ」と話がどんどん進みました。


彼は決して自転車選手でも、趣味で自転車に乗っているわけでも、自転車レースが特別大好きなわけでもないようでした。これこそがツールドランカウイが今回15回記念大会を迎える成果であり、凄さのような気がしました。
マレーシアの人が普通に知っていて見たこともあるのです。


飛行機を降りる際には選手にも「トレーニングもレースも頑張って。第1ステージのスタートに応援に行きますよ!」と声を掛けてもらいました。彼だけでなく、空港の職員の方、レストランの方など、ツールドランカウイに参加するんだというと話が簡単に通じ、頑張ってと声を掛けてもらいました。ツールドランカウイのマレーシアでの知名度の高さを到着から感じた出来事でした。
日本でもそんな風にもっともっと沢山の方に自転車ロードレースのことを知ってもらえたら素晴らしいなと思いました。

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