REPORT

ジャパンカップ2009 田中監督リポート

10月25日(日)に開催された「ジャパンカップサイクルロードレース2009」の
リポートが田中光輝監督より届きました!このレースをもって愛三レーシングの2009年シーズンは終了となります。
2010年シーズンも応援よろしくおねがいします!

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田中監督リポート

10月25日(日)愛三レーシングチームの2009年最終戦です。
1週間前にヘラルド・サンツアー(オセアニアツアー)を走りこのジャパンカップに挑みました。エースは西谷泰治。別府匠、盛一大、品川真寛、鈴木謙一は、西谷をアシストする。

例年このレースの展開は、前半から5人ほどの先行するグループが形成され、それの先行グループをプロツアーチームがメイン集団をコントロールしながら最後3周くらいで吸収し、エース級が勝負をかける流れである。
今年も前半から5人の先行グループが形成された。地元宇都宮ブリッツェンチームから廣瀬選手、梅丹本舗GDRチームから菊池選手、シマノレーシングチームから畑中選手、BSアンカーチームから山本選手、ジャパンナショナルチームから小森選手の5選手。この5選手とメイン集団とのタイム差は、最大約3分ほど開いた。愛三チームは、アシスト陣が西谷のメイン集団での位置を確認しながら走りペースが上がる局面に備える。

残り3周に向う、田野の交差点を過ぎたところで、TEAM SAXO BANK のJens VOIGT 選手がアタック、このアタックは予定外であったため、いきなりメイン集団も活性化され3分割に割れた。ここで、先頭グループに西谷が入ることが出来なかった。
第3グループで品川と共に先行するグループを追ったが追いつくことは出来ず、西谷は12位でフィニッシュ。
西谷本人はレース後、Jens VOIGT 選手のアタックがきっかけで形成された先頭グループに入れなかったことを悔やみ不完全燃焼でレースを終える形となったと語っていた。この展開(経験)をフィードバックできるよう、来年のジャパンカップは1997年(阿部良之選手)以来の日本人優勝が出来るよう頑張りたい。

最後に2009年シーズンは、愛三レーシングチームへの暖かいご声援誠にありがとうございました。2010年もファンの皆さん、暖かいご声援をよろしくお願い致します。

愛三工業レーシングチーム 監督 田中光輝
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1 Chris Anker Sörensen (Den) Team Saxo Bank 4:06:19
2 Daniel Moreno Fernandez (Spa) Caisse d'Epargne 0:00:24
3 Ivan Santaromita (Ita) Liquigas
4 Juan Jose Cobo Acebo (Spa) Fuji-Servetto
5 Pablo Lastras Garcia (Spa) Caisse d'Epargne 0:00:41
6 Joaquin Rodriguez Oliver (Spa) Caisse d'Epargne 0:01:00
7 Valerio Agnoli (Ita) Liquigas 0:01:26
8 Giovanni Visconti (Ita) ISD
9 Shinri Suzuki (Jpn) Shimano Racing Team 0:02:09
10 Gustav Larsson (Swe) Team Saxo Bank
11 Johann Tschopp (Swi) BBox Bouygues Telecom
12 Taiji Nishitani (Jpn) Aisan Racing Team 0:02:21


16 Masahiro Shinagawa (Jpn) Aisan Racing Team 0:02:24
30 Kazuhiro Mori (Jpn) Aisan Racing Team 0:04:38
33 Kenichi Suzuki (Jpn) Aisan Racing Team 0:05:22

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