DEAR SUPPORTERS

インドネシア(アジアツアー)番外編

梅雨が明け、お盆が過ぎたら夜はエアコンいらずで過ごせる日もある今日この頃。なんだか身体が対応しきれていませんが・・・・
皆さんは体調など大丈夫でしょうか?
後半戦がスタートし、アジアツアーを主戦場とするチームは、インドネシアで開催された「ツアー・オブ・イーストジャワ」に参戦してきました。


東南アジア地域で開催されるアジアツアーにはこのブログでもおなじみのNanaさんが豊富な経験と堪能な語学でチームを助けてくれています。
今回はそんなNanaさんの目線で見たインドネシアでのチームの様子を
「番外編」としてお届けします。
今まで知らなかったアジアツアーの色々な面や選手やスタッフの顔がのぞけたような気がしました。皆さんもぜひ戦いの裏側にあるアレコレを感じてみてください。


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Nanaさんリポート(スペシャルバージョン)


◎チームカーについて
今年もAVANZAがチームカーでした。大会ロゴがラッピングされているので街のスーパーに行っても地元の人々が暖かく迎えてくれます。


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ふと思い出して昔の写真を探してみました。私の初イーストジャワ2006年にナショナルチームで参加したときは本物のタクシーがチームカーだったんです。翌年2007年アイサンで初参戦してからはAVANZAタイプです。

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今年のチームカードライバーはBambang(バンバン)さん。
奥さんと17歳のお嬢さんと3人でスラバヤで暮らしているそうです。普段はタクシーの運転手さんらしい。実はけっこう飛ばしやです。インドネシアでは国際免許が使えないので毎回現地の人がドライバーとしてついてくれます。

バンバンさん
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慣れないレースなので、必ず初めにお断りを入れます。


私たちにとってレースは戦いそのものだから時として強く言うことがあるけれどあなたを個人的に攻めるわけではないので気にしないでください と。


プライドの高いインドネシア人は人前で怒られることが苦手です。いきなり強い口調で何かを言われたら、その先修復不可能なくらい関係にヒビが入ってしまうこともあります。でも事前に伝えておけばたいてい問題はありません。Bambangさん、最初は大丈夫かいな?と思いましたがまじめにがんばってくれました。

しかし、初日レースが始まって30分ほどで軽快な携帯の着メロが鳴り何かと思ったらジャワ語で『今忙しいんだ!話している暇はないぞ!こっちは戦ってるんだ!』(ジャワ語なんで意訳あり)とすごい強い口調・・・。どうやら奥さんから『ゆっくり気をつけて安全運転をしてね。いまどこ?』との電話だったらしいです。

レース中ちょっと飛ばしすぎた時には、ジョニー監督から『奥さんの言葉を思い出してね』と言われ苦笑いしていました。買い物に行っても荷物を持ってくれるし、ナカジメカの手伝いも何かしたくて仕方がないというとてもまじめなドライバーさんでした。


◎ホテルについて

昨年もお世話になったセントラルホテルに泊まりました。Central HotelではありませんSentral Hotelです。なんてったてインドネシア語です!!


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このホテル昨年泊まった時にはエアコンのリモコンがほんの数個しかなく、選手が次から次へと部屋から降りてきて『エアコンをつける』『弱める』『強める』『消す』などと要望を言う度に、ホテルのお兄ちゃんがリモコンを持ってその部屋へ行くのです。今までエアコン無しのホテルには学生時代から何度も泊まったことはありましたが、エアコン付リモコン共有ってのは初めて聞きました!


今年は・・・

選手部屋103・104号室・・・共有

選手+赤星マッサー部屋110号室・・・リモコン付

監督+メカ部屋204号室・・・リモコン付(しかし効きがいまいち)

私の部屋(兼マッサー部屋)209号室・・・リモコン共有だが手動でon/off可


とかなりレベルアップしました。
更に各選手のブログにもある通り、お湯が出ました!しかも熱いお湯です。これは本当に画期的。そしてそして、全員ベッドでした!!!これも本当に驚くべきことです。昨年まではエクストラベッドと称するマットレスのようなものを床においてましたので。

更に更にまだあります。このSentral Hotel売り上げも上がったのでしょうか。1階の部屋(今回の選手たちの部屋)の前に置いてあるテーブルと椅子がなんと新調されていました。それもかなりおしゃれな感じのものに。このテーブルと椅子は食事をしたり、ゆったりした時間を過ごしたり、とても利用頻度の高い大事なものです。


去年までの古い机と椅子
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昨年の写真と見比べてみてください。泰治君の座っている椅子、ケンケン選手の後ろにあるその机!!関係者も宿泊しているので賑やかすぎることもありますがなかなか快適なSentral Hotelです。


今年はリニューアル!
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◎食事について

なかなか大変です。白いご飯とスープでどうにか食べられるのですが、生野菜も怖いしあまり辛すぎるのも・・・ということで悩みますね。私自身大好きな料理があってもレースで行った時は我慢します。万が一スタッフが体調を崩したら大変ですから。チームカーを停めるわけにもいかないし・・・。


写真はある日の朝ごはんです。選手も慣れてきてその日のメニュー次第でふりかけや缶詰で対応してくれています。本当はもっと色んなインドネシア料理を皆にも知ってもらいたいのですがレースで行くときは無理ですね。

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そして時としてジョニーパスタがオープンします。昨年は結構頻繁に開店しましたが今年は一度だけの開店でした。ジョニーパスタの3台のポットをフル活用してひたすらパスタをゆでます。ただそれだけです。『お代わり』のリクエストが入ると妙に嬉しくなるのは私だけではないはずです。


ジョニーパスタ開店!
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◎イーストジャワ(大会)について

今年で5回目の大会です。Aisan Racing Teamも3回目の参戦ですっかりお馴染みになっています。イーストジャワ(東ジャワ)州のレースということで自治体を巻き込んでの大会もずいぶん浸透してきています。今年はJombang(ジョンバン)という街にずっと滞在しこの地を基点にレースが行われました。インドネシアでは州・県・郡・市(村など)とあり日本のものとは異なります。東ジャワ州のJombang県のJombangという街に滞在しました。Jombang市の人口は約12万人です。


街にある大きめのスーパーは3軒。行く先々で声を掛けてもらいます。あるスーパーではセキュリティのお兄さんがジョニー監督と私に『昨年も来たよね』と声を掛けてくれました。もちろんSentral Hotel の従業員の方々は再会をとても喜んでくださいました。東ジャワの小さな街Jombangにこんなに国内外の人々が集まるイベントもないのではないでしょうか。
特に今年の第3ステージは月曜日で学校のある日。市内の学生は皆沿道で声援を送ってくれました。街をあげての歓迎をとても強く感じました。


とにかく陽気!
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食いだおれ太郎???
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思えば3年前に初めてAisanでイーストジャワに参加した時を振り返ると、選手もスタッフも、そして大会主催者も変わってきたなぁと思います。3年前と言えばジョニー監督も就任されたばかり。私もAisanの一員としての参加は初めてでした。
以前はレーススケジュールよりセレモニーの時間が多かったり、暑い中伝統芸能ではないダンスのようなものを見たり、選手もとてもインドネシアを感じる余裕はなかったように思います。


今年はセレモニーも昼間に一回限り。歓迎はもちろんするけれど選手の体調を考えてくれています。馬車の件は来年もあるようなら直前にそっと伝えようと思います・・・(笑)
今年に入ってからは、選手が一言二言とインドネシア語を覚えてくれるようになり、記者の方々からの『インドネシアは好きですか?』の質問に即答で『好きです!』と答えてくれるようになりました。インドネシア、インドネシア人になぜか惹かれ勉強してきた私にとっては本当に嬉しいことです。インドネシア人にもそれは伝わっています。


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どうですか?なんだかすっごく伝わりませんか?取り巻く人や環境が年々進化していくことで、今後もっと魅力あるレースに発展していくように思います。愛三レーシングがチャレンジしているアジアツアー。今年はNanaさんのおかげで現地の様子がこれまで以上に伝わっています。
今回の番外編でまた、走る以外の面でチームがタフに頑張っている様子が分かったような気がしますね。

Nanaさんありがとうございました!

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