旧サポーターズブログの記事

【レース】2008TOJ stage2

本日(19日)2008年ツアーオブジャパン
第2ステージ(奈良ステージ)が行なわれました。

奈良ステージは、
東大寺大仏殿中門前をスタートしパレード走行ののち
山添村布目ダム周回コース10.1kmを12周回する146.2kmのコース。
起伏に富み、ゴール前には1km以上続く上りがあり
選手達を苦しめます。

愛三レーシングチームは
昨日の堺ステージで2位に入った西谷選手が総合2位。
他の選手たちもタイム差なしということで
十分に狙っていけるステージになりそう。

レースは9:00にスタート。
序盤に飛び出した11名に加え、追走した小集団も加わり
最終的に16人の逃げができます。
ここに愛三からは盛選手、品川選手が乗ります。

メイン集団とは最大で2分近い差をつけながらレースは進みます。
愛三西谷選手らが積極的に引くものの、
逃げ集団との差がなかなか縮まらない。
逃げとメイン集団は結局1分以上の差をつけたまま
レースは最終局面に。

最終周回に、先頭集団からサウスオーストラリアの
サルツバーガー選手とキャメロン・マイヤー選手が飛び出し
これをニッポエンデカ 井上和郎選手が追う形に。
残り1周回になっても集団のペースは結局上がらず
逃げ集団はそのまま逃げ切ることとなりました。

勝負はこの飛び出した3名に絞られ
サウスオーストラリアのサルツバーガー選手が奈良ステージを勝ち取りました。
2位はマイヤー選手、3位に井上選手。
山岳賞は、2回のポイントで両方とも1位通過した
メイタン新城選手が獲得しています。

愛三レーシングでは
16名の逃げに乗っていた盛選手が24秒遅れのステージ8位、
また品川選手も27秒遅れの11位でフィニッシュ。
個人総合で、盛選手がトップから34秒遅れの7位につけています。

なお、昨日総合2位につけていた西谷選手と、綾部選手は
1分31秒遅れで同タイムのメイン集団でのゴール。
個人総合は、西谷選手が1分35秒遅れ、綾部選手が1分41秒遅れです。

秋山選手は3分13秒遅れ、鈴木謙一選手は5分19秒遅れで
このステージをそれぞれゴールしています。

今回の奈良ステージ、
メイン集団が結局追いつかず、逃げ切りのカタチになりました。
なかなか読めない展開って感じしませんでした?
どんな状況だったのか、綾部選手に聞いてみました。


-今日のレースを振り返ってどうでしたか?

綾部:メイン集団でのゴールだったが、思ったよりも差が詰らなかった。
   もっといくかと思ったけど・・・。
   今年は海外のチームに有力なところがないこともあって
   積極的にレースを運ぶという展開にもならない感じで
   イマイチペースがつかめてませんね。
   自分は山岳を戦う能力としては他の選手よりも厳しい面があるので
   無理してでもいくか、迷うとこではあった。
 
   今日は難しかったです。


-奈良ステージを終え総合でトップから約1分40秒という差については?

綾部:飯田、富士山のステージで1分30秒近くの差は
   調子次第ですが、入れ替わる可能性は十分ある。
   これらのステージでどれだけ食らいつけるか、ですね。

   

-明日は美濃ステージ。地元愛知からも応援がたくさん来ます。
 意気込みは?


綾部:明日は今日までのタイム差の状況ででチーム間に動きが出てくるだろう。
   美濃ステージでは少しでもタイムを稼ぎたい。
   調子は悪くないので頑張っていきます。


あ。
昨日落車した品川選手、逃げに乗って頑張ってましたね!
聞いたらケガもなんとか大丈夫とのことです。
今日は後続のメイン集団が追いつくかと思ってたけど
逃げている面々もわりと強力だったので、難しかった。と言っていました。

明日は天気があまりよろしくないようです。
一波乱ありそうです。

台風の影響も心配ですが
なんといっても愛知から近い美濃ステージ。
ぜひぜひお近くの方は、会場に足をお運び頂き
地元、愛三レーシングの応援を宜しくお願いします!!!

そして「ケガなく」「全力で」戦ってくれることを祈りましょう!