2016年 愛三工業レーシングチーム体制

自動車部品メーカーの愛三工業株式会社を母体とする愛三工業レーシングチーム(UCI登録名:AISAN Racing Team)は、2006年にUCIコンチネンタル登録を行ってから、今年で10周年目のシーズンを迎えました。10周年目を迎えた今シーズンも例年と変わらずUCIアジアツアーを中心に活動し、日本からアジア、アジアから世界へ向けてレース活動を行っていきます。

【Objective】
2016年の目標は8月にブラジルで開催されるリオ・デ・ジャネイロ・オリンピックの出場権の獲得すること。そして2020年に行われる東京オリンピックの出場権を獲得するための強化を行っていきます。
世界の舞台で戦う選手を輩出するために、愛三工業レーシングチームは日本人選手のみでUCIポイントを獲得する事に拘ります。UCIアジアツアーランキングは10位以内を目指します。
また、UCIアジアツアーランキングが上位になることで、選手たちは更に上のカテゴリーの扉を開くことができます。愛三工業レーシングチームはUCIアジアツアーを中心に活動することで、世界へと繋がる道も示したいと考えています。

【Team Members】
2016年は10名体制で挑みます。2016年から新たにNIPPO-VINI FANTINIから黒枝 士揮(くろえだ しき)が加入、また4月から鹿屋体育大学の原田 裕成(はらだ ひろあき)が愛三工業レーシングチームの一員としてチームに合流します。
黒枝はスプリンターで、鹿屋体育大学に在学中の2012年ツール・ド・北海道ステージ優勝や、日本代表遠征での2014年フランスのワンデーレースGPマルセル・ベルジュロー(FFC1.12.1)で優勝をしている実績があります。昨年もアジアツアーではコンスタントに上位入賞を果たしており、今年の活躍が期待されます。
原田はトラック中距離競技を得意としている選手で、2015年の全日本オムニアム選手権では4位で大会を終えています。トラック競技でオリンピック出場を目指すとともに、ロードレースでも持ち前のスピードを武器に世界の強豪にチャレンジしてもらいたいと思っています。

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